経営コラム


真っ向勝負で勝つ

中小企業が、大企業に勝つためには、ニッチ市場で勝負するのがセオリーです。

ゲリラ的に、顧客に密着して、経営資源を集中投下していきます。

総合力で勝てなくとも、一点突破で勝機を見出します。

ただし、これは戦わずして勝つのではありません。

ある一点で、相手と真っ向勝負をして、勝たなければなりません。

 

新規顧客を獲得するということは、他社の既存顧客を奪うということです。

新たな市場を切り開くと言っても、顧客の財布は一つです。

自社の売上になった分、顧客はどこかで支出を減らさなければなりません。

このような意味で、経営とは常に戦いです。

お互いに切磋琢磨しながら、より良い商品・サービスを提供していかなければなりません。

 

相手の足を引っ張れば、相手の売上は落ちるかもしれません。

しかし、その分が自社の売上になるとは限りません。

顧客は、魅力のある会社から商品を購入します。

ネガティブな行動しかできないところは、いつか顧客から見放されます。

今よりも高い売上を目指すのであれば、真っ向勝負をして勝つしかありません。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、真っ向勝負をして勝っていますか?

 

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