食用ミドリムシ(ユーグレナ)の入ったお菓子をいただきました。
食用ミドリムシは、栄養バランスが良く、今後有望な食材として、研究開発が進んでいます。
パッケージには、藻類の一種と書いてあり、抵抗感を減らそうとしているのが分かります。
実際に食べてみた感想ですが、私はあまり好きではありません。
味というよりも、匂いが微妙です。
昆布やわかめのような磯の香りというよりも、池の藻の匂いに近いです。
正直、また食べたいとは思いません。
今日のマーケティングのキーワードの一つは、「感性」です。
どんなに機能が素晴らしくても、生理的に受け入れてもらえなければ、ヒットにはつながりません。
商品の機能を、消費者の感性に合うように、消費者のメリットになるように、変換しなければなりません。
食用ミドリムシの場合は、匂いが気になるだけですので、香辛料を効かせれば、受け入れられるかもしれません。
作り手の独善的なメリットは、商品力につながりません。
相手にとってのメリットを意識することが大切です。
【本日の質問】
あなたの会社の製品は、独善的なメリットのみになっていませんか?