コスト削減は、効率的に利益を捻出することができます。
ただし、安易なコストカットは、競争力も削ってしまいます。
コストには、経営資源への投資という側面があるからです。
投資を惜しむと、将来先細る可能性があります。
無駄を省いて、必要なところには適切な投資をする必要があります。
無駄を省き、競争力を維持するためには、業務改革が必要です。
既存の業務を見直し、無駄をあぶりだします。
例えば、原料の仕入額が高騰しているときに、品質を落とすと、商品価値も損なわれます。
そのようなときは、廃棄ロスがないか、確認してみます。
廃棄ロスを減らすことができれば、原材料費を削減することができます。
廃棄ロスは、商品価値にならない無駄ですので、積極的に削減しなければなりません。
廃棄ロスを減らすためには、商品管理体制などの改革が必要です。
コストが多いから、業界平均まで削減するというのは、安易な方法です。
自社の業務を見直し、改革とともにコスト削減を行うことが、重要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、業務改善とともにコスト削減を行っていますか?