『「好き嫌い」と経営』の中に、経営者の位置エネルギーと運動エネルギーに関する記述がありました。
社長という地位に登りつめるには、膨大なエネルギーがかかります。
その分、社長という地位の持つ位置エネルギーは高くなります。
その位置エネルギーに満足する人と、その位置エネルギーを再び運動エネルギーに変えて活動する人がいます。
経営者として望ましいのは、後者です。
これは、お金の使い方にも当てはまると思います。
事業活動を通じて、キャッシュを生み出します。
そのキャッシュを内部留保として貯めておくこともできます。
設備や人に投資をして、再びキャッシュを生む仕組みを作ることもできます。
事業を大きくするのであれば、後者が望ましいです。
ストックは必要です。
ストックがなければ、会社として安定性がでません。
しかし、ストックだけでは、会社は成長しません。
ストックをフローに変えて、再び「儲かる仕組み」を作ることが必要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、ストックをフローに変換していますか?