経営コラム


作用反作用の法則

物理で作用反作用の法則を習いました。
「物体Aが物体Bに力を加えると、必ずBもAに同じ大きさで反対向きの力を返す。」というものです。
これは、人間関係でもある程度当てはまると思います。

こちらが熱意を持って当たれば、相手も同じように返してくれます。
ただし、人間関係の場合は、相手に吸収されるエネルギーもあるので、必ずしも同じ力とは限りません。
少なくとも、こちらが押した以上の力が戻ってくることは稀です。

また、必ずしもまっすぐに返ってこないのが、人間関係の難しいところです。
こちらが押しただけ応えてくれればよいのですが、反発という形で返ってくることもあります。
お互いに正しく受け取ることができないと、真っ直ぐなメッセージも曲がって伝わってしまうことがあります。

また、押されたり押し返されたりしたときに、動くかどうかは、その人次第です。
相手に押されても、受け手がこらえれば、動くことがありません。
相手を動かそうと思ったら、それ以上の力で押さなければなりません。
しかし、相手を押せば押すほど、自分も押し返されます。
それでも、正面から向き合って押し続けなければ、人は動きません。

【本日の質問】
あなたは、相手を正しく押すことができていますか?


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