計画書は具体的に書くことが求められます。
具体的にと言われて、修飾語を増やしたり、やたらと情報を詰め込んだりすると、かえって読みにくくなってしまいます。
計画書における具体的とは、以下の3点を指します。
・数値で表せる
売上を拡大させるというだけでは、具体的とは言えません。
前年比で120%を達成させるというように数字で表す必要があります。
根拠などの事実を示す際も、問い合わせが増えているという書き方ではなく、
先月の問い合わせ件数は15件で、前月比140%であるといった書き方にします。
・すぐに行動に移せるくらい詳細
新規顧客を開拓するというのは、具体的ではありません。
ターゲットを絞ったり、開拓方法を記載したりする必要があります。
医療業界に対して展示会営業を中心に新規開拓を行なうという書き方をする必要があります。
このように書けば、医療業界向けの展示会を探すなど、すぐに行動に移すことができます。
・全体と部分の両方が記載されている
全体計画を作成したら、部門別、個人別までそれぞれ計画を作成します。
また、全体の数値計画を作る際には、各部門の計画を積み上げていきます。
このように、全体と部分の両方が揃っていることが必要です。