会社全体を変革するときなどは、プロジェクトチームを結成して、チームで動きます。
チームのメンバーは様々ですが、各部門の代表の方に参加してもらいます。
代表の方に集まってもらうのは、決定スピードを速くするためです。
プロジェクト会議の場で、それぞれの立場から議論をして、協力できる点を探ります。
そして、その場で合意を得て、方向性を決定します。
具体的な進め方は、各部門に持ち帰って議論をしてもらいます。
各部門でもプロジェクトチームを編成することがあります。
この場合の目的は、知恵の共有です。
お互いの成功事例を共有したり、課題に対して意見を出し合ったりすることで、
個人の総和以上の力を発揮します。
こうしたチームのリーダーは、優秀なスタンドプレイヤーよりも、
全員をまとめて引っ張っていける人が適任です。
どんなに能力のある方であっても、チームで動く意義を理解できない方には、リーダーから外れていただきます。
なぜプロジェクトチームで動くのかを理解していないと、
優秀な個人が集まっても、高い成果を上げることはできません。