向かい風に逆らって進むよりも、追い風にのって進んだほうが楽なのは行くまでもありません。
問題はどうやって追い風に乗るかということです。
風が吹いているのを見つけたらすかさず乗るという方法もあります。
ようするに、ブームに乗るということです。
しかし、このブームは気づいた時には終わっているか下火になっていることが多いです。
メディアは盛り上がっている時には取り上げますが、最後までは報道しないので注意が必要です。
例えば、ナタデココはブームに乗って海外で向上を作った時には、ブームが終わっていたということで問題になりました。
もちろん、食べるラー油や塩麹のようにしっかりと根付くものもあります。
ブームで終わるかしっかりと新しい商品として根付くかを見極めることが大切です。
もしくは、常にブームに乗り続けるという方法もあります。
2,3年程度で次々と業態を変えていくというやり方です。
飲食店などでよく見られます。
しかし、この方法を実現するためには資本力と常にブームを観察する力が必要です。
次に吹く風を予測して乗るという方法もあります。
常に情報収集をしながら、流行りそうなものを見つけたらそれに乗ります。
しかし、乗っても上手くいかないということの方が大半です。
いきなり一発当てようとするのではなく、何度も小さな試行錯誤を繰り返しながら、
行けると判断したら一気に資源を集中することが大切です。
いずれの方法を取るにしても、成功には周到な準備と戦略が必要です。