東の食の会の仕事で、ピアーズ会という酒販店さんの集まりに参加してきました。
講演では東の食の会の取り組みやこれまでの導入事例のポイント、放射能に対する消費者意識などについて説明しました。
この話を受けて、東の食の会の取り組みに対する理解が深まり、協力していただける方が一人でも増えればと思います。
懇親会での話題は、どのように日本酒を売り込むかということになりました。
共通した意見としては、日本酒の良さや特徴を伝えきれていないということでした。
消費者との接点となるのは飲食店や小売店ですが、
彼らにきちんと川上側が情報を提供できているのかという点が指摘されました。
被災地の生産者様と話していても感じるのですが、自分たちのこだわりを言葉にすることが少ないように思います。
良い物を作っていれば良いというだけでなく、情報発信もしていただければと思います。
また、美味しい日本酒に出会う機会が少ないということも挙がりました。
これに関しては、単店で取り組むのではなく、関係者が集まってイベントを行うなど、
出会いの場を提供しなければという意見が出ました。
様々な分野で売るための仕掛け作りがまだまだ必要だということを再認識しました。
私も微力ながら、こだわりや良さを伝えるお手伝いをしていきたいと思います。