『これからの思考の教科書 ~論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方~』
を読みました。
「ロジカルシンキング」、「ラテラル・シンキング」、「インテグレーティブ・シンキング」について
わかりやすく解説されています。
日頃からこれらの考え方は活用していますが、人に説明しようとすると難しいので、その参考にしようと思い手に取りました。
「ロジカルシンキング」に関する解説は、とてもわかりやすかったです。
同様の本を何冊か読んでいますが、この本が一番まとまっていると思いました。
実際に考えるプロセスや必要なツールが紹介されているので、本を読んでそのまま実行することができます。
それに比べると、「ラテラル・シンキング」、「インテグレーティブ・シンキング」に対する解説は抽象的な表現が多くなっています。
どのような考え方なのかは説明されていますが、実際に使いこなせるところまで至っていません。
やはり、これらの考え方は他人に説明するのは難しいのでしょうか。
新しいことに挑戦する際には、「ラテラル・シンキング」や「インテグレーティブ・シンキング」でアイデアを出し、
「ロジカルシンキング」で裏付けをしていくことで、実現可能性が高まると思われます。
そのためには、連想力や結びつける力が不可欠です。