ある小売業で、ホテルのようなサービスを目指すことにしました。

顧客のあらゆる要望に応え、かゆいところに手が届くサービスを目指したものです。

従業員の方は、方向性は理解できるものの、具体的にどのようなサービスをすれば良いか分かりませんでした。

なぜかといえば、誰もそのようなサービスを受けたことがないからです。

ここでいうホテルとは、一流のラグジュアリーホテルです。

しかし、従業員の方が利用するのは、主にビジネスホテルです。

チェックインカウンターでの手続き以外に、サービスを受けたことがありません。

そのため、概念としては理解できても、具体的なところまで理解・行動ができませんでした。

 

人は、経験したことしか理解できません。

この経験には、メディアを通じた疑似体験も含まれます。

それでも、実際に経験してみなければわからないことはたくさんあります。

成長したければ、色々と経験するしかありません。

美味しいものを食べたり、一流のサービスを受けたりするのも立派な自己投資です。

あるべき姿になるために、自分なりに足りないことを考えて、積極的に経験することが大切です。

 

【本日の質問】

あなたは、積極的に経験をしていますか？

 

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