経営資源は、ヒト・モノ・カネ・情報です。
財務三表は、経営資源の使い方を見ることができます。
PL（損益計算書）は、どこにどのようにお金を使い、売上（利益）を生み出したかが分かります。
BS（貸借対照表）は、これまでの事業でどのようにお金を使い、資産を築いてきたかが分かります。
CF（キャッシュフロー計算書）は、お金の出入りの様子が分かります。
CFの作成にはやや専門知識が要りますが、PLとBSの主要財務指標を見ていると、会社の様子が分かってきます。
ざっと思い当たるものを簡単にご紹介します。

・変動費率
変動費（仕入原価、外注加工費等）が、売上高に占める割合です。
100-変動費率が限界利益率です。
限界利益率は、収益性を判断します。

・固定費率
変動費以外の経費が、売上高に占める割合です。

・変動費率対固定比率
事業が装置産業型かサービス産業型か分かります。

・労働分配率
総額人件費が限界利益に占める割合です。
収益性を判断します。

・賃料対売上高
投資効率を判断します。

・運転資金サイト差
資金繰りの状況を判断します。
売掛金や在庫の水増しチェックにもなります。

【本日の質問】
あなたは、自分の会社の財務指標を確認していますか？