西新宿のLiving Design Center OZONE4階にあるJapan creation space monovaに行ってきました。
ここでは日本各地の優れたモノづくりに出会うことができます。
表参道のRinとも似ていますが、こちらの方がより実用的な商品が多いようです。

その理由を考えてみると、二つあるように思われます。
一つは、デザイン性に優れていることです。
決して奇をてらわず、昔ながらのデザインも活かしながら、現代の感覚にマッチするデザインが多くなっています。
また、手に取りやすく使いやすいデザインのものも多いです。
見た瞬間に思わず手に取ってみたくなります。

もう一つは、使用場面をきちんと提案していることです。
見ただけでは使用方法が分からなかったり、どのように活用すればわからなかったりする商品もあります。
それらに対して、POP等で使用場面を提案し、楽しみ方を伝えています。
日ごろ伝統工芸品に触れる機会は少なくなっていますので、まずは使い方を示すことは重要です。

伝統工芸を継承して行くためには、高い技術を要するものに挑戦することも必要です。
同時に、愛用者を増やすためにも、現代の生活になじむ入門商品を作り、楽しみ方を伝えていくことも必要です。