経営コラム


DIYとプロフェッショナル

DIYには、たくさんのメリットがあります。

何よりも作る喜びがあります。

自分で物を作る楽しさや、作品への愛着があります。

いわば、過程を楽しむことができます。

 

もうひとつは、コストが材料費だけで済むということです。

材料費だけであれば、完成品を購入するよりも安く済むことが多いです。

 

これらのメリットは、ビジネスにも当てはまるようになりました。

IT技術の進化により、専門家に頼まなくても、ある程度自分でできるようになりました。

ただし、ビジネスにおいては、「ある程度」というところがポイントです。

 

顧客から対価をいただくのであれば、それなりのクオリティが求められます。

自分で作ったものが、顧客の評価を得られなかったり、社会のルールに適合していなかったりしては、ビジネスになりません。

また、コストの面でも、時間という貴重な経営資源を使うことになります。

コストをキャッシュだけで考えていると、思わぬ損や機会ロスをしているかもしれません。

 

IT化によって、多くの職業がなくなると言われますが、それはDIYと質やコストの比較になります。

DIYよりも常に高いパフォーマンスや低いコストを提供することが、プロフェッショナルには求められます。

そのためには、自己研鑽をして、より良いものをより効率的に提供できるようにするしかありません。

私自身も、年初に気を引き締めて、今年もプロフェッショナルとしてのサービスを提供できるように励みます。

 

【本日の質問】

あなたの会社のプロフェッショナル性は、何ですか?

 

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