経営コラム


スクーリングパッド 第5回

スクーリングパッド農業ビジネスデザイン学部の第5回授業に行ってきました。

今回の講師は四万十の百姓デザイナー/サコダデザイン代表 迫田司氏でした。
旧四万十市に移り住んでからの18年間の取り組みや思いを
本当に楽しそうにお話しいただきました。
その話しぶりから今の生活の充実感や楽しさ、誇りを感じ取ることができました。

講義の内容は「村の仕組み(組織体系)」「木賃ハウス」「デザイン」など多岐にわたりました。
「村の仕組み」については、今後私がどのようにある地域に入り込んでいくかを
考える上で非常に参考になりました。
実際に試行錯誤された体験談はすっと受け入れることができます。
「木賃ハウス」の取り組みはその地域に人を呼び込む仕組みとして興味深かったです。
「デザイン」の話は大変刺激を受けました。

迫田氏はデザインの仕事を受ける際には、実際にその商品(作物)を自身で作ってから
デザインに取り組むそうです。
それは、「デザインをするときには、作り手がどんな思いで作って、
どんな風に売りたいのかをわかっているのが重要」との思いがあるからです。
このアプローチはデザインで付加価値をつけるというよりは、
デザインで潜在価値を引き出すというように思われます。

人と人と、思いと思いの交わりが素晴らしいものを生み出すのではないでしょうか。

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