経営コラム


新しい杉

麻布十番ギャラリーで行われている「新しい杉」に行ってきました。
麻布十番に用事があり歩いていたところ、たまたま前を通りかかりました。

中では以前ブログで書きました愛工房の低温乾燥された杉材を使用した家具が展示されていました。
今回の展示はプロトタイプでまだ一般流通はしていないとのことでした。

杉材の弱点を逆手にとり、「温かく柔らかい」木材として杉材の価値を広めていきたいとのことでした。
実際に椅子に座ってみましたが、しっとりとした温かさがありました。

また、3番玉と呼ばれる節の多い部分を使用したテーブルもありました。
こちらは樹齢200年程度の杉を使用しているとのことです。
杉の赤みと木目に節がいいアクセントとなって、非常にきれいでした。
仕上げを特にしていないとのことですが、杉材のもっている油分で十分な仕上げになっていました。

家具は機能性が重視されますが、「温かみ」といった新しい価値が評価されるようになればと思います。

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