新宿のスペース雑遊で行われた、アル☆カンパニー第7回公演『家の内臓』を見てきました。
もともと狭い劇場ですが、今回は客席の最前列と舞台との距離がまったくありませんでした。
消え物の匂いが客席に届くほどの臨場感はいつも以上に芝居の一体感を生み出していました。
芝居そのものは何気ない会話を何気なく表現しているのですが、これが何ともいえず面白かったです。
その秘訣は間とイントネーションの絶妙さにありました。
なんとなく気まずい雰囲気が巧みに表現されていました。
メラビアンの法則によると話の伝わり方に影響するのは
言語が7%、話し方が38%、ボディーランゲージが55%という内訳になるそうです。
内容も大事ですが、いかに伝えるかが重要です。
地下にある劇場ですが、知らないと通り過ぎてしまいます