椅子塾で勉強し、デザインをした椅子が完成しました。
これまでデザインをしたことも、図面も書いたこともなかった私にとっては非常に新鮮で楽しい体験でした。
デザインをするときに心がけていたことは、「ターゲットを2-30代の一人暮らしをしている女性にすること」
「帰ってきて座ったときに包み込まれるような座り心地にすること」
「椅子らしさを失わないこと」でした。
ターゲットや使用状況を明確にすることで、デザインで迷ったときにどうするかを決めることができました。
日頃作家の方に「商品をこうすればもっと良くなりますよ」と話をしているのですが、いざ自分でデザインをしてみると苦労の連続でした。
コスト管理から始まり、デザインに懲りすぎると構造に問題が出たりと様々な問題を同時にクリアするのに四苦八苦しました。
また、わずか数センチの違いでもデザインや座り心地が大きく変わってきてしまうため、何度も図面を書き直しました。
手を真っ黒にしながら、図面と格闘するのはなんとも楽しかったです。
(椅子塾では原寸大で図面を手書きします。)
今回自分でデザインをしてみることで、作り手の方の大変さがよくわかりました。
作り手の方はさらに図面を製品にするところまで行われているのですから、もう脱帽するのみです。
この経験を糧に今後もみなさまのお役に立てるよう努力していきます。
知人女性からは「もっと曲線を使ったほうが良い」とダメだしされました。。。