経営コラム


新感覚オークション ヤスオク

ヤスオクというインターネットオークションサイトがあります。
ここでは、定価の90%offで商品を落札することもあるそうです。

このサイトの最大の特徴は、入札する際に1回当たり75円の手数料がかかることです。
(コインと呼ばれる入札権を購入します。)
落札者の購入コストは「落札価格+入札回数×75円」となります。

運営側の収益は「落札価格+全体の入札回数×75円」となります。
例えば、20人が10回ずつ入札したとすると、
(20×10)×75=15,000円の手数料収入があります。
そのため、落札価格が定価より低くても運営が成り立つものと考えられます。

従来のオークションサイトも落札金額に対して一定の率の手数料を取っていました。
それに対して、このサイトは手数料を入札回数に応じて取るという新しいモデルを打ち出しています。

利用者は安く商品を入手でき、運営者は各利用者から少しずつ手数料を徴収して利益を得るというwin-winの関係になっています。

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