最近携わっている案件で感じていることがあります。

それは、上手くいっているところほど周囲の力を借りていて、上手くいっていないところほど自力でなんとかしようとしています。

周囲の力を活用するには、ふたつのポイントが必要です。

 

ひとつは、自社のやるべきことを明確にすることです。

他人の力を借りることと、丸投げすることは違います。

何をすべきか、どこを目指すのかの決定は、自分自身で行わなければなりません。

その上で、達成のための課題設定をして、課題解決のために周囲の力を借ります。

 

もうひとつは、自社でできることとできないことを明確にすることです。

できる人ほど、ものごとをシンプルにこなします。

それは、知識や経験から全体像が見えていて、最適解を発見できるからです。

自分ができないことをなんとかしようと空回りしてしまうと、どんどんと複雑になっていき、ますます達成が難しくなります。

自社でカバーできる範囲を明確にして、範囲外のことはその道のプロに頼むようにします。

カバーできる範囲を広げたいのであれば、専門家と一緒に行いながら知見を蓄積していきます。

 

周囲の力を上手く活用すること、力を貸してもらえるような関係性を日頃から築いておくことが大切です。

 

【本日の質問】
あなたの会社では、周囲の力を上手く活用していますか？

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