マイケル・サンデル著『実力も運のうち 能力主義は正義か?』を読みました。
能力主義から生まれるエリート意識の弊害に関する考察でした。
私の読後感は、次のようなものでした。
どのような制度設計にしても、不正や不平等は起こりうるし、「運」などの不確定要素は入り込みます。
それならば、学歴や経済的成功以外の評価軸を持って、自分らしく生きたほうが幸せになれるのではないか。
もちろん、金銭的に豊かな方が、様々なことができます。
学歴と経済的成功にも相関関係はあります。
しかし、それがすべてではありません。
お金のために人間関係を犠牲にするのか、自分の好きなものに囲まれて暮らすのか、生き方は人それぞれです。
自分らしく生きるために必要なことは、自分がどのように生きたいのかを明確にすることです。
確固たる軸がなければ、いつまでも他人の芝生は青く、妬みにとらわれてしまいます。
他人と比較するのではなく、なりたい自分と比較したほうが、成長意欲もわきますし、嫉妬をすることもありません。
ないものねだりではなく、自分の目標を達成することに注力することが、幸せになる近道だと、私は考えます。
【本日の質問】
あなたは、自分らしく生きていますか?
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