2020年は、コロナの一言に尽きる一年でした。
公私ともに、様々な影響を受けました。
コロナ禍に対応する中で、2つの重要性を学びました。
- データや世の中の流れを注視しながら、ロジカルに線引をすること。
- 悪い兆候を感じたら、早め早めに対処すること
改めて、自分自身のこと、社会のことについて考える機会となりました。
来年はそれを形にしていければと思います。
仕事面での主な活動は、下記の通りです。
・価値訴求型経営支援
コロナで支援先の経営環境も一変しました。
特に小売業や食品製造業などでは、人の流れが変わったことで、従来のやり方が通用しなくなることもありました。
新しい販路拡大に取り組まなければいけないことも多々ありました。
先が見えない不安はありましたが、新たな商機も生まれていました。
状況を冷静に見極めながら、次の一手を打ち続けていきました。
新商品開発や販路開拓の基本は、いつでも変わりません。
自社の強みを明確にし、その価値を理解してくれる顧客を見つけることです。
スピード感をもって、支援先と一緒に取り組めたのはよかったです。
・セミナー、研修
個人の仕事としては、最もコロナの影響を受けました。
コロナの合間をぬって、全国各地で商談力向上セミナーをしました。
農林水産省の課長補佐級研修での「ファシリテーション研修」は、結局一度もできませんでした。
中小企業診断士の理論更新研修は、リアル開催でしたが、たくさんの方にご参加いただきました。
・補助金申請支援
これまでは積極的に補助金申請支援はしてきませんでした。
今年はコロナ支援の意味もあり、ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金の申請支援をしました。
みなさん、無事に採択されてよかったです。
しかし、補助金申請の計画は、補助金の取得が目的になってしまい、真の経営改善にはつながらないのが残念です。
今後も、本当に必要な方のみ支援したいと思います。
本年も大変お世話になりました。
良い年をお迎えください。