経営コラム


率直な関係=相手への敬意×誠実な対応

チームづくりにおいて、率直な関係を築くことは不可欠です。

率直な関係ができあがっていれば、客観的な議論で意見が異なったとしても、その後の関係が悪化することはありません。

むしろ、相互理解が深まり、より良い関係になります。

徹底的に議論を行うことで、難しい課題の解決策も見つかります。

率直さは、経営革新の必須要素です。

 

率直な関係を築くためには、相手への敬意と誠実な対応が求められます。

意見が異なることや、相手が自分の意見に賛同しないことは、相手の能力が低いと判断することを正当化しません。

人はそれぞれ、長所も短所もあります。

ダメなところにだけ注目をするのではなく、相手の力量を客観的に判断しなければなりません。

そのためには、相手を一人の人として敬意をもって接することが不可欠です。

相手に敬意をもてば、自然と相手の良いところも見えてきます。

 

誠実な対応とは、嘘をつかない、ごまかさないということです。

そのためには、本当の実力や信念が必要です。

自分にやましいことがある限り、誠実な態度は取れません。

自分に嘘をつかず、堂々とした言動を取れるようにしなければなりません。

 

率直な関係が築けていれば、相手の欠点を指摘しても問題ありません。

ただし、指摘するのは性格などのパーソナルなことではなく、行動とその結果です。

欠点を指摘した上で、どうすれば改善できるかも合わせてフィードバックします。

 

【本日の質問】
あなたの会社では、率直な関係が築けていますか?

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