経営コラム


営業とは顧客にメリットを与える仕事

営業は、自社の商品を顧客に販売する仕事です。

問題は、ものが売れなくなっている時代に、どのように販売するかです。

「売れないものを売るのが営業」という考え方もありますが、半ば騙すような強引な売り方はダメです。

一度は上手くいくかもしれませんが、顧客が騙されたと思ったら、次はありません。

さらに、情報の拡散が早い時代ですので、あっという間に悪評が拡がってしまいます。

それでは、ビジネスとは言えません。

 

昔から言われていることですが、営業は顧客にメリットを与えることを最優先すべきです。

B2Bの場合には、顧客の抱えている課題を解決する方法を考えます。

B2Cの場合には、顧客を喜ばせたり、生活を豊かにしたりすることも視野に入れます。

自社の商品・サービスを中心に、どうすれば顧客のメリットとなるかを考え抜きます。

そのためには、顧客とのコミュニケーションを密にし、顧客の課題を見つけなければなりません。

たまに私のところにも営業の電話がかかってきますが、HPで電話番号しか確認していないことがほとんどです。

少なくとも、トップページくらいは目を通して、どのような提案ができるか考えていただきたいものです。

 

もう一つ考えるべきは、自社の商品・サービスを活用すれば、誰にメリットを与えることができるかです。

それが、ターゲット顧客となります。

顧客ニーズは多様化・複雑化していますので、ニーズを追いかけていたのでは間に合いません。

自分たちの考え方に共感してくれる顧客を探して、一緒に課題を解決していきます。

 

ものが簡単に売れない時代だからこそ、改めて顧客にメリットを与えるという基本に立ち返る必要があります。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、顧客にメリットを与える営業をしていますか?

 

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