経営コラム


批判的思考力

世の中、益々多くの情報が飛び交っています。

情報リテラシーの重要性も求められ続けていますが、具体的にどうすれば良いかの明確な答えは出ていません。

私は、情報リテラシーを高める方法の一つとして、批判的思考力を鍛えることがあると考えています。

批判的というのは、相手を否定したり、非難したりすることではありません。

情報を鵜呑みにするのではなく、一度自分で咀嚼してから取り込むということです。

 

まず行うのは、情報の前後を確認することです。

その情報の出処や主張の根拠を確認します。

また、その情報のとおりだとすると、どのような影響があるのか、何が起こるのかを考えます。

このときに、論理破綻してしまうような情報は、鵜呑みにしないほうが良いです。

 

既存の情報や類似した情報と比較することも必要です。

何処が違うのか、なぜ違うのかを検証します。

自分の意見と違うから受け入れないというのは、危険です。

適切に検証した上で、受け入れる度量は必要です。

良いものは良いと素直に認めて、自分の血肉にしていきます。

 

少し立ち止まって考えてみるだけで、見えてくる風景は変わります。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、批判的思考を行っていますか?

 

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