経営コラム


デジタルコミュニティの活用

近年、消費者のニーズはどんどんと多様化し、わがまま・気まぐれと言えるほどにも、なってきています。

それに対応するために、デジタルコミュニティを活用するケースも増えてきましたが、大成功を収めているところは少ないようです。

デジタルコミュニティの活用を検討する前に、消費者ニーズへの対応方法を再確認する必要があります。

 

今日の消費者ニーズの特徴は、下記の通りです。

・構って欲しい(コミュニケーションを取りたい)

・自分のことを分かって欲しい

・サプライズが欲しい

 

実は、このニーズには、昔ながらのハイタッチなサービスが応えていました。

・お店に行くと、世間話をし、

・前回の買い物や食事の内容を覚えていてくれて、

・そのときのおすすめなどを、黙っていても紹介してもらえます。

日本の「おもてなし」とは、本来このようなサービスであったはずです。

まずは、このようなサービスを取り戻すことが第一歩です。

その上で、デジタルコミュニティを活用します。

 

デジタルの良いところは、不特定・多数の顧客を同時に対応できるとことです。

マンパワーでは、一度に対応できる人数も、データを覚えておく人数も限界があります。

デジタルであれば、ほぼ無限に対応することができます。

 

まずは、アナログでハイタッチなサービスを確立した上で、デジタルで拡大していくことが重要です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、デジタルコミュニティを活用していますか?

 

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