経営コラム


アクティブ・ノーアクション

リーダーシップの旅 見えないものを見る』という本の中で、「アクティブ・ノーアクション」という言葉が紹介されていました。

一生懸命忙しくしているのだけれども、何も成し遂げられない状態のことを指しています。

これは、多くの人が問題点として指摘しています。

有名な『7つの習慣』でも、重要性は低いが緊急度の高いものに追われていると、肝心なことができなくなると言っています。

人は、何もしないということが苦手なので、ついつい手帳を埋めて、手を動かし続けることで安心してしまいます。

しかし、それでは大きな変化を起こすことができません。

何かを成し遂げたいのであれば、まずは大きな絵を描く必要があります。

 

大きな絵がなければ、これからどこに進んでいいのかが分かりません。

仲間を巻き込むにも、何を目指しているのか伝えられなければ、共感や協力を得ることができません。

明確なビジョンや確固たる理念を構築する必要があります。

そのためには、一度立ち止まって、しっかりと考える時間が必要です。

アイデアを温めるのは、いつでもできますが、大きな絵を描くには、集中した時間が必要です。

集中して一気に絵を描き切ります。

その絵を見ながら、今すべきことを実行していきます。

 

アクティブ・ノーアクションの状態に満足するのではなく、しっかりと考える時間も設けることが大切です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、アクティブ・ノーアクションの状態に陥っていませんか?

 

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