パターン思考は、処理能力を高める上で、役に立ちます。
初めて出会う現象であっても、過去の経験からパターンを導き出すことができれば、うまく対処することができます。
パターンに気がつくためには、一定の経験が必要です。
過去の経験が、データベースとして蓄積され、そこに当てはまるものがあると、パターンとして認識されます。
明確な根拠はないけれども、閃いたというときは、このようなパターン思考になっていることが多いです。
このように便利なパターン思考ですが、一つだけ欠点があります。
それは、思考が短絡的になることです。
過去の経験に当てはめて考えてしまいますので、新しい可能性に気がつくことができません。
一部から全体を推測するので、誤ったパターンを適合してしまうと、全体像を見失う可能性があります。
多面的に考えることなく、思考停止状態に陥ってしまいます。
このような事態を避けるためには、いくつかのパターンを当てはめてみたり、新たなパターンを試してみたりします。
パターン思考によって出た答えを、さらに多面的に検証することで、思考停止状態を回避します。
【本日の質問】
あなたの会社では、パターン思考になりすぎて、思考停止状態になっていませんか?
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