経産省の若手ペーパーなど話題になりましたが、ふと思うのは、これからの日本の姿はどうなっているのだろうかということです。
私は、政治やマクロ経済に詳しいわけではありません。
ただ、一素人として、考えてみました。
これを書くにあたって、特に調査をしたわけではありません。
これまで聞きかじったことから、ちょっと考えてみただけです。
至らない点がありましたら、建設的な議論をして、発展できればと思います。
この後のテクノロジーの変化などは分かりませんが、人口減少と超高齢化社会になることは、間違いないだろうと思います。
そうなると、互助共助は成り立たなくなってくる可能性が高いことは間違いなさそうです。
市場規模が小さくなれば、経済活動も停滞するでしょう。
それであれば、いっそのこと、自給自足的な社会も悪くないかなと思います。
各人が自分のできることをして、生活を成り立たせる。
その上で、足りないものはトレードをする。
市場は、需給バランスを調整する上で、不可欠な機能です。
インターネットを使えば、調整の場は無数にできるのではないでしょうか。
大勢の人を養うことはできなくても、自分ひとり分を賄うだけの規模であれば、小さな市場でも成り立つかもしれません。
直接情報をやり取りして、物々交換に近い形の流通もできるかもしれません。
労働も、自分の時間を売るのではなく、機能を提供して対価を得るようになりそうです。
市場規模が小さくなれば、大会社は成り立ちにくくなります。
個人経営と言っても、経営機能のすべてを一人で担いきれるわけではありません。
そこで、必要な経営機能を満たす人材にアウトソースする、もしくはチームを組んでプロジェクト的に対応する。
そんな働き方ができるようになれば、自分の時間を有効に使いながら、充実した日々を過ごせるのではないのでしょうか。
産めや増やせやの増産体制ではなく、限られた資源を有効活用するという視点から、ちょっと考えてみました。