経営コラム


相手の立場に置き換えて考える

先日あるサービスをネットで申込みました。

その後、電話で申込内容の確認がありました。

が、どうも会話が噛み合いません。

たしかに、申込内容の確認なのですが、どうも話がまどろっこしい。

私の入力内容を読み合わせている「だけ」のはずなのに???と思っていたら、途中でその理由がわかりました。

相手は、私が申込みをしていないオプションサービスの営業をちょいちょい挟み込んでいました。

単純な内容確認と思っていた私と、オプションサービスを付けさせたい相手では、会話が噛み合わないのも当然です。

 

これは、私が相手が何をしようとしているのかを考えた結果です。

やけにオプションサービスの確認が多いことと、まったく必要のないオプションサービスの提案をされたことで、ピンと来ました。

オプションサービスを付けた方が利益が出るという、企業側の理論で考えると、営業をしようという意図は理解できます。

 

一方で、顧客の立場からすると、不愉快な体験になりました。

私は、必要な手続きを済ませたいだけで、不要なオプションサービスを望んでいません。

一方的な営業をされたという印象が強く残りました。

そのサービスに対する評価も下がってしまいました。

これは、もったいない話です。

相手の立場を考えずに営業をしたことで、将来的な売上を下げてしまった可能性があります。

 

営業やマーケティングの基本は、相手の立場に置き換えて考えることです。

相手が必要としていること、相手が喜ぶことを提供することで、顧客からの評価を得て、売上につなげることができます。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、相手の立場に置き換えて考えていますか?

 

※いいね!シェア大歓迎!!励みになります^^

 

アーカイブ