経営コラム


2016年最も共感した一冊

今年も様々な本を読みました。

基本的に電車移動の友です。

今年の一冊候補は何冊かあったのですが、まさに今日読み終わった本が、2016年最も共感した一冊になりました。

 

それは、アル・ライズ、ローラ・ライズ著 『マーケティング脳 vs マネジメント脳 なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか? 』です。

各トピックに関して、マーケティング的な思考とマネジメント的な思考を対比して書いてあります。

読みながら、思わず「あるある」とうなづいてしまいました。

 

読んでいると、改めて私はマーケティング脳だなと思いました。

一方で、マネジメント脳のことも理解できます。

それは、経営者や金融機関といったマネジメント脳を持つ方と日頃接しているからです。

マネジメント脳の方たちとコミュニケーションを取るためには、自分の考えをマネジメント脳の言葉に置き換える必要があります。

そのため、どちらの考え方も分かるようになりました。

 

本書は、ややマーケティング寄りな書き方をしています。
(マーケティングの大家が書いているので仕方ないと思います。)

経営には、マーケティングとマネジメント、どちらも必要です。

売上は必要ですが、いくら稼いでもマネジメントができていなければ、ザルに水を注ぐようなものです。

状況に応じて、バランスを取る必要があります。

支援先の状況を分析して、マーケティングとマネジメントのどちらを実施するのかを判断するのも、私の重要な役割です。

 

例年ですと、本書の一部をご紹介しているのですが、今年はすべて書きたいところなので、割愛します。

マーケティングの本を読んだけれども、どうもピンとこなかった方には、一読をおすすめします。

マーケティング脳はこういう考え方をしているのかと、マネジメント脳との違いが分かります。

 

【本日の質問】

あなたの今年の一冊は何ですか?

 

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