ビジネスの基本は、選択と集中です。
良さそうなアイデアに、あれもこれもと手を出していると、どれも中途半端になってしまいます。
これというアイデアに絞って、経営資源を集中する必要があります。
ただし、残りの選択肢をすべて捨ててしまう必要はありません。
代替案として、保持して、温めておきます。
人がパニックになるのは、何をしてよいのか分からないときです。
一点集中で取り組んでいたことが、突然ダメになってしまうと、パニックになります。
パニック状態になって、さらに無謀な賭けに出てしまうと、勝てる見込みはほとんどありません。
冷静に状況を見極めながら、体制を整える必要があります。
このとき、代替案があるということが、精神安定剤として働きます。
A案がダメでも、B案がある。
こういう状況になったら、C案にしようと、常に選択肢があれば、状況の変化に余裕を持って対応できます。
ただし、少し状況が悪くなったからといって、すぐに代替案を切ってはいけません。
あくまで、本命に集中しつつ、バックアップとしての選択肢を用意しておくことが重要です。
【本日の質問】
あなたの会社では、複数の選択肢を持っていますか?
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