経営コラム


勝負は事前準備で決まっている

花巻商工会議所での「商談力向上セミナー」が無事に終了しました。

今回は、商談力はトーク力ではなく、相手に価値ある提案ができるかどうかであるという話をしました。

そして、価値ある提案をするためには、相手のことを考え、自社の強みを相手にとっての価値に変換する必要性をお伝えしました。

できる営業のイメージは、華々しいプレゼンテーションを行える人かもしれません。

しかし、魅力的な提案内容でなければ、どんなに上手く話したとしても、相手に響きません。

勝負は、どれだけ事前準備をしたかで決まります。

 

実は、今回のセミナーそのものが、当日勝負でした。

参加者の幅が広く、商談力というのも曖昧なため、参加者のニーズが絞り込めていませんでした。

BtoBの営業とBtoCの営業、BtoBtoCの営業では、具体的な営業の仕方が異なります。

そこで、全パターンに共通する考え方に重きを置いて、具体的な事例はBtoBtoCを中心に参加者の反応を見ながら進めることにしました。

そのため、2.5時間のセミナーに対して、4時間位は話せるだけの内容を事前に準備することになりました。

そのおかげで、無事に参加者の方に満足いただけるセミナーを行うことができました。

 

勝負は事前準備で決まるということを、身をもって痛感したセミナーでした。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、勝負の事前準備を適切に行なっていますか?

 

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