経営コラム


お山の大将にならない

人に教えるという行為は、素晴らしいことです。

相手を成長させ、自分も進化することができます。

相手に理解させるために、自分の考えをまとめることで、自分もより深い理解を得ることができます。

相手に良質の刺激を与えることができれば、相手を幸せにすることができます。

それは、すべて相手のための行動だからです。

教える行為を自分のためにすると、相手も不幸にしてしまいます。

 

自分のために教えるというのは、自分の自尊心を満たすための行為です。

自分が相手よりも多くのことを知っている、上の立場であるといったことで、満足感を得ようとします。

そのため、自分よりも弱い人をターゲットにするようになります。

そして、自分の言うことを聞く人で周りを固めます。

これでは、ただのお山の大将です。

お山の大将になったときから、自分の成長も止まり、周囲の幸せも奪っていきます。

 

教えることには、このような危険性を含んでいることを、私自身も肝に銘じて、これからも精進していきます。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、お山の大将が増えていませんか?

 

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