経営コラム


宝の持ち腐れ

システムを導入したものの、稼働せずにそのままになっている。

研修を行ったものの、翌日からはいつもの業務に追われてしまっている。

優秀な人財がいるにもかかわらず、適材適所の配置になっていない。

これらは、すべて宝の持ち腐れです。

新たな仕組みも経営資源も、実際に活用しなければ意味がありません。

せっかくの宝を活用できない理由として、下記の3点があります。

 

1.新たなことへ挑戦することへの恐怖

新たなことに挑戦するときには、恐怖心が伴います。

行動の結果が分からないので、不安になります。

それでも、勇気を出して、一歩踏み出さなければなりません。

 

2.自己保身

新たな仕組みになると、それまでの自分の地位が脅かされる可能性があります。

優秀な人財に、ポジションを奪われるかもしれません。

自分の地位が危うくなるのであれば、新たなことを行わないほうが良いと考えてしまいます。

これは、自分勝手な考え方です。

新たな環境に合わせて、全員が努力しなければ、会社は良くなりません。

 

3.嫉妬

自己保身がさらにネガティブに働くと、嫉妬に変わります。

新たな環境で、活躍する人が妬ましくなります。

そこで、先に芽を摘んでしまったり、足を引っ張ったりします。

これも、組織のための行動ではありません。

共通の目的を達成することを優先しなければなりません。

悔しさをバネにして、前に進める人が揃うと、組織は強くなります。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、宝の持ち腐れが起きていませんか?

 

※いいね!シェア大歓迎!!励みになります^^

アーカイブ