経営コラム


「欲」と上手くつきあう

仏教において、「欲」は毒とみなされます。

「欲」にとらわれることで、悩み苦しむようになります。

そのため、「欲」をなくすことで、心の安定を図ることができます。

しかし、少量の毒は、上手く使えば薬になります。

「欲」も上手くつきあえば、プラスに作用します。

「何かを欲しい」という感情は、そのまま目標にすることができます。

何か買いたいものがあれば、そのために貯金をしたり、仕事を増やしたりします。

買いたいという欲が、金銭管理や仕事のモチベーションになります。

挑戦を促すためにも、多少の欲は必要です。

ただし、あくまで「欲」は毒ですので、摂り過ぎると身を滅ぼします。

常に何か欲しいという状態では、いくらがんばっても達成感が得られません。

次から次へと欲しいものが現れて、それに振り回されてしまいます。

また、「欲」を叶えるために手段を選ばなくなると、周囲に迷惑をかけることになります。

「欲」にとらわれて周囲が見えない状況では、適切な判断を行うことができません。

いつか身を滅ぼすことになります。

「欲」はスパイスとして、少量を上手く使うことが大切です。

【本日の質問】
あなたの会社では、「欲」と上手くつきあっていますか?

※いいね!シェア大歓迎!!励みになります^^

アーカイブ