仏教において、「欲」は毒とみなされます。
「欲」にとらわれることで、悩み苦しむようになります。
そのため、「欲」をなくすことで、心の安定を図ることができます。
しかし、少量の毒は、上手く使えば薬になります。
「欲」も上手くつきあえば、プラスに作用します。
「何かを欲しい」という感情は、そのまま目標にすることができます。
何か買いたいものがあれば、そのために貯金をしたり、仕事を増やしたりします。
買いたいという欲が、金銭管理や仕事のモチベーションになります。
挑戦を促すためにも、多少の欲は必要です。
ただし、あくまで「欲」は毒ですので、摂り過ぎると身を滅ぼします。
常に何か欲しいという状態では、いくらがんばっても達成感が得られません。
次から次へと欲しいものが現れて、それに振り回されてしまいます。
また、「欲」を叶えるために手段を選ばなくなると、周囲に迷惑をかけることになります。
「欲」にとらわれて周囲が見えない状況では、適切な判断を行うことができません。
いつか身を滅ぼすことになります。
「欲」はスパイスとして、少量を上手く使うことが大切です。
【本日の質問】
あなたの会社では、「欲」と上手くつきあっていますか?
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