経営コラム


特別サービスし過ぎない

Amazonの一部商品が、2,500円以上送料無料に戻ったそうです。

元々特別なキャンペーンが無期限で継続されていたので、元に戻っただけといえば、戻っただけです。

しかし、その間に消費者は、送料無料が当たり前になってしまいました。

今回の処置を送料の有料化(値上げ)と感じた方もいるのではないでしょうか。

人は、経験の生き物です。

経験したことを元に、世界の認識を変えてしまいます。

一度良い思いをすれば、それが基準になってしまいます。

そのため、提供側は「特別」と思っていても、受ける側は「当たり前」と思ってしまいます。

このことを考慮しておかないと、後々のトラブルの種になります。

特別サービスが行き過ぎると、自分の首を絞めることになりかねません。

収益度外視のサービスがいつまでも続いたら、経営は成り立たなくなります。

しっかりと収益計画を立てた上で、実施しなければなりません。

また、「特別」であることも明記する必要があります。

「特別」の理由を伝えるなど、そのサービスが「特別」であることを顧客に理解していただかなければなりません。

良かれと思ってしたことが、後々関係性を悪化させたのでは、意味がありません。

【本日の質問】
あなたの会社では、計画的に特別サービスを行っていますか?

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