経営コラム


問題解決に動く

問題点を指摘できるというのは、素晴らしいことです。

問題意識を持って動いていなければ、何か異変があっても気がつきません。

異変に気がつくことができるほど、意識が高まっているということです。

ただし、問題を指摘するだけでは、不十分です。

問題を見つけたら、解決に動かなければなりません。

問題解決の方法としては、対処療法と根本原因の除去があります。

雨漏りを発見して、そこにバケツを置くのは対処療法です。

床が濡れるのを防ぐことはできますが、雨漏りは続いています。

バケツもいつかいっぱいになってしまいます。

雨漏りの原因を特定して、修繕しなければなりません。

これが、根本原因の除去です。

根本原因の発見のためには、あるべき姿を認識している必要があります。

あるべき姿に向かって、不具合の原因を追求していきます。

途中で様々な原因が見つかるかもしれませんが、根本原因はひとつです。

大本の原因にたどり着くまで、なぜを繰り返していきます。

根本原因までたどり着いたら、個々の現象の関係性を紐解きながら、原因の除去に取り組みます。

【本日の質問】
あなたの会社では、問題解決に向けて動いていますか?

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