相手の印象に対する次のような有名な話があります。
①常にほめ続ける
②常にけなし続ける
③最初にほめてからけなす
④最初にけなしてからほめる
このうち、相手に対する印象が最も良かったのが④で、最も悪かったのが③です。
両者とも落差があるために、より強い印象を抱くようです。
これは、様々な体験に当てはまります。
どんなに楽しい体験をしても、最後に不快な思いをしてしまうと、全体の印象が非常に悪くなります。
営業活動において、受注を取りたいがために、悪いことは隠してしまうことがあります。
受注後にその悪いことが起きると、顧客は騙されたと感じます。
これでは、次の受注につながりません。
中長期的な関係を構築するためには、事前に悪い情報も伝えなければなりません。
伝え方としては、良い情報→悪い情報→良い情報とサンドイッチ型にします。
悪い情報で終わってしまうと、商談そのものが悪い印象になってしまいます。
相手の興味が高まり、信頼関係ができてきたところで、悪い情報を伝えます。
その後、再び良い情報を伝えて、フォローをします。
こうすることで、相手とより強固な関係性を築くことができます。
【本日の質問】
あなたの会社では、悪い情報を先に伝えていますか?
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