近所のスーパーマーケットのポイントカードは、クレジットカードを利用してもポイントが溜まっていました。
ところが、自社でクレジットカードを発行するようになってから、他社のクレジットカード利用ではポイントがつかなくなるそうです。
自社のクレジットカードの入会促進と、他社のクレジットカード会社への手数料の支払いを考えると、当然かもしれません。
この場合、他社のクレジットカードを利用している顧客情報は取れなくなります。
私は、これ以上クレジットカードを増やすつもりがないので、顧客情報を取れない部類になります。
ポイントカードを発行する目的は、大きく2つあります。
ひとつは、来店の動機付けです。
ポイントが貯まるから、貯まったポイントがなくなるからといった理由が、来店動機になります。
ただし、顧客も複数のポイントカードを所有しているため、囲い込みは難しいです。
他社へ流れることを防ぐ程度の効果です。
もうひとつは、顧客情報の収集です。
ポイントをたくさん貯めているということは、たくさん買い物をしているということです。
そのような顧客の名前が分かれば、接客時に名前を呼ぶことができます。
連絡先が分かれば、DMなどの情報発信をすることもできます。
購買履歴から、適切な提案をすることもできます。
購買履歴との連動には、システムが必要ですが、名前と連絡先は紙ベースでも入手できます。
ポイントカードを発行する際には、必ず顧客情報を収集すべきです。
ただのポイントハンターは優良顧客になりません。
また、顧客情報を元に、優良顧客に育成することも大切です。
安易にポイントカードを発行するのではなく、顧客育成の戦略を持つことが大切です。
【本日の質問】
あなたの会社では、戦略的にポイントカードを発行していますか?
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