経営革新というと、何か新しいことを始めなければならないと考えます。
例えば、競合との差別化を図るためにリブランディングしたい、店舗を改装したいといった依頼が私のところに来ます。
ところが、実際にまったく新しいことを行うことは、ほとんどありません。
長い歴史の中で埋もれてしまった、自分たちの想いや強みを掘り起こす。
それを顧客にもう一度適切に伝える。
全社一丸となって、仕事に誇りを持って取り組む。
これだけのことをするだけで、会社は生まれ変わります。
経営革新は、「理念経営」「価値訴求」「組織活性」の3本の柱から成り立っています。
このうちのどれか1本でもできていないと、経営革新は成し遂げられません。
やり方は、難しくありません。
会社のことを本気で考えて、顧客や組織と真剣に向き合います。
辛い現実から目をそらさずに、やるべきことを実行します。やり遂げる覚悟とやり抜く情熱があれば、相手を動かすことができます。
よくダイヤモンドの原石を磨き上げると表現されることがあります。
私はそれよりも、手垢のついてしまった水晶を磨き上げる方が、より近いと考えています。
色々と試行錯誤している内に、手垢がついて大切なものが見えなくなってしまいます。
それをしっかりと磨き上げることで、再び輝きを取り戻し、見通しが良くなります。
【本日の質問】
あなたの会社では、経営革新に挑んでいますか?
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