経営コラム


エクスマ考

エクスマの勢いが留まることを知りません。

初めて見たときは、また言葉を変えて、新しいものが出てきたと思っていました。

買い物を楽しく、関係性を強化して、売上を作るというのは昔から言われていたことです。

提唱者の藤村正宏氏も、「十年経って時代がついてきた」と述べています。

時代がどう変わったのかを、売り手買い手の側から考えてみたいと思います。

 

売り手側で最も大きい理由は、価格訴求では利益が出なくなってきたことです。

価格を下げても売れなくなってしまいました。

薄利多売の多売ができないのであれば、利益を生み出すことができません。

大量仕入れ、ローコストオペレーションで、利益を各補してきましたが、削るにも限界があります。

一定以上は、取引先や従業員に負担をかけることになります。

そこで、非価格訴求を行う必要性が高まりました。

SNSというツールも根付いたことで、価値訴求を行いやすくなったこともあります。

 

買い手側からすると、多少高くても自分に合ったものを買いたいという欲求が強まりました。

価値観に合わないもの、要らないものは、安くても要らないと判断するようになりました。

断捨離など、モノをたくさん持つことから、自分のライフスタイルを豊かにする人が増えました。

SNSによって、自分らしさを発信しやすくなったことも、追い風になりました。

 

価格訴求から価値訴求に変えると、次のメリットがあります。

・買い物が楽しくなる

・仕事に誇りが持てる

・適正な利益を確保できる

全国の小売業の方が、この素晴らしさを実感できるように、私も全力で支援していきます。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、エクスマしていますか?

 

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