経営コラム


提案のない営業をしてはいけない

先日、SEO業者から電話がかかってきました。

以下、そのやりとりです。

営業:御社のホームページを拝見してお電話しました。当社は2,000件以上の実績を誇っております。云々。

私:アクセス数もそうなのですが、いかにそこから受注があるかですよね。

営業:大丈夫です。当社はそこもできます。

私:(本当かなと思いつつ)私のホームページは見ていただいているんですよね?

営業:今見ております。

私:今!???

営業:あ、やっぱりいいです。(ガチャ)

向こうからの営業の電話で、「やっぱりいいです」と断られたのは、初めてでした。

 

なぜ彼は、私のホームページに目を通さなかったのでしょうか?

目を通しておけば、他の士業やコンサルタントの事例などを紹介することもできたはずです。

特定の条件で検索をして、該当したところに電話をしてアポが取れればラッキーと考えているのかもしれません。

しかし、それは営業ではありません。

営業とは、相手の課題を解決することです。

そのための提案がないものは、営業ではありません。

 

相手の課題を解決しているからこそ、自分の仕事に自信と誇りが持てます。

自信と誇りのない仕事は、苦痛なだけです。

仕事を楽しむには、自分の仕事に誇りを持たなければいけません。

自分の仕事の意義を理解し、それを実行することが大切です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、提案のある営業を行っていますか?

 

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