経営コラム


自分にしかできない仕事

独立して何よりも嬉しいのは、指名で仕事をいただけることです。

指名をいただけるということは、これまでの仕事や成果を認めていただけたということです。

これほど、励みになることはありません。

 

会社勤めの方であっても、自分にしかできない仕事を持っている人は強いと言われます。

その人にしかできないという特異性から、会社にとって不可欠な存在となることができます。

このとき注意しなければならないのは、仕事をブラックボックスにしないということです。

自分だけのやり方で、他の人に分からないようにしてしまえば、自分にしかできない仕事ができあがります。

しかし、これは組織にとって大きなマイナスです。

その人がいなくなったときに業務が停止するリスクが高まりますし、他の人と成長する機会も失われます。

仕事はオープンにして、誰もができるようにする必要があります。

誰もができる仕事を、誰よりも上手く効率的に行うことで、自身の存在価値を高めなければなりません。

 

仕事のやり方をオープンにすることで、全員で切磋琢磨することができます。

集合知から、新たな方法が生まれるかもしれません。

また、教える側は、教えることで成長することもできます。

適切な競争により、全員が成長するような組織にしなければなりません。

 

【本日の質問】

あなたには、オープンな自分にしかできない仕事がありますか?

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