経営にPDCAサイクルは不可欠です。
計画を立てて、それを実行をします。
実行結果を検証して、改善策を考えます。
このとき、再び計画に戻るのですが、戻る先は必ずしも最初の計画ではありません。
実行や検証を行って、新たな事実が分かれば、その事実を元に計画も修正していきます。
PDCAサイクルとは、最初に立てた計画を遵守することではなく、試行錯誤を繰り返しながら、最終目標を達成することです。
極端な言い方をすれば、最終目標を達成できれば、何をしても構いません。
大切なのは、手段よりも目的です。
計画もPDCAサイクルも手段のひとつに過ぎません。
これらを活用して、会社として達成したい目的は何かを常に意識しなければなりません。
経営理念やビジョン、コンセプトが重要なのはそのためです。
これらを曲げてまで達成すべき目的はありません。
最終目標を見失わず、状況に応じて柔軟な対応を行うことが大切です。
【本日の質問】
あなたの会社では、PDCAサイクルを適切に回していますか?