経営コラム


資料を見ないで話をする

会議は、決定する場であるべきです。

しかし、実際には報告で終始してしまうことが多々あります。

その原因を見てみると、報告が細かすぎて、論点がぼやけてしまったり、時間がなくなったりしてしまいまっています。

このような事態を避けるためには、要点のみを説明して、議論に時間を割かなければなりません。

そのために、私が支援先で取り組んでいることは、資料を見ないで話をすることです。

 

手元に資料があれば、細かい点も確認できます。

それはそれで有効ですが、ずっと資料を読んでいると、上記のような状態に陥ってしまいます。

そこで、資料は用意するものの、実際には見ないで話をするようにします。

資料を見ないとなると、話すことを頭のなかに入れておかなければなりません。

そうなると、細かいところまでは覚えきれないので、重要な点だけをまとめるようになります。

重要な点をまとめるためには、事前に話す内容を整理して考えなければなりません。

考えることで、話にメリハリがつきます。

また、発表(プレゼンテーション)にも迫力がでます。

 

資料に頼るのではなく、自分の頭で考えて話をすることで、会議が活性化します。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、資料を読み上げる会議になっていませんか?

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