経営コラム


絶対に上手くいくはずの計画は危険

仕事柄、様々な計画とその結果を目にします。

上手くいくものもあれば、そうでないものもあります。

中でも、絶対に上手くいくはずだった計画ほど、大きく失敗をしています。

これは、業種業態を問わず、共通しています。

大きく失敗した理由は、見込みの甘さと危機感の欠如です。

 

世の中に絶対はありえません。

時代はどんどんと不確実になっています。

その中で、絶対に上手くいくと考えるのは、自分に有利な前提を想定していると考えられます。

想定した前提通りであれば問題ありませんが、前提が崩れた場合に、計画も大きく崩れてしまいます。

 

また、絶対に大丈夫という過信が、命取りになります。

計画実行の上で、自信は必要です。

しかし、自信が過信になってしまうと、小さな異変に気が付かなくなります。

結果として、事態が取り返しの付かないところまで来て、初めて慌てることになります。

そのため、失敗が大きくなってしまいます。

 

計画が絶対に上手くいくと思った時こそ、注意が必要です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、絶対に上手くいく計画を立てていませんか?

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