私が支援先に入るときには、各部門の責任者の方とお話をします。
それぞれの立場からの意見を聞いていると、全体像が見えてきます。
どうしても自部門中心の意見になってしまうため、全部門の声を聞かないとバランスが取れません。
各部門の声を客観的に組み合わせることが大切です。
現状が明らかになったら、今後進むべき方向性を考えます。
このとき、全部門の声を採用することはできません。
組織のベクトルが一致している場合には問題ないですが、各部門の言い分が異なるときは要注意です。
各部門の都合を優先させていると、組織が硬直化してしまいます。
大切なのは、会社として大切にすべきことを優先させることです。
経営理念やコンセプトが明確になっていないと、何を大切にすべきか分からなくなってしまいます。
互いの立場は尊重しながら、会社として大切にすべきものにベクトルを合わせなければなりません。
【本日の質問】
あなたの会社では、社内のベクトルを合わせていますか?