経営コラム


プライベートブランド開発の考え方

一昔前のプライベートブランドは、低価格がウリでした。

NB商品よりも価格を下げることで、優位性を確保しようとしています。

今でも、スーパーマーケットなどで、そのような商品を見かけることがあります。

NB商品よりもややお買い得ですが、安心感からNB商品を選ぶこともあるようです。

低価格だけでは、消費者にとって魅力てな商品とは、言えなくなりました。

 

プライベートブランドで最高しているのは、セブンアンドアイホールディングスや成城石井です。

これらのプライベートブランド商品の狙いは共通しています。

それは、顧客が喜ぶ商品がないから、自分たちで作るというスタンスです。

価格よりも品質をウリにした商品です。

私も品質の高さから、これらの商品を利用しています。

 

このような商品を開発するためには、顧客のことを誰よりも分かっていなければなりません。

顧客の好みを知り尽くし、自分たちで納得がいくまでこだわるからこそ、顧客を感動させることができます。

他社と異なる商品を取り揃えれば売れるというものではありません。

自社の顧客にあった商品を取り揃えてこそ、売れる時代です。

 

【本日の質問】

あなたの会社では、自社の顧客にあった商品を取り揃えていますか?

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