以前のブログで、強みの見つけ方について、お話しました。
強みを見つけるのは、今後の事業戦略に活かすためです。
支援先の方が行ったSWOTを見ていると、この視点が抜けていることがあります。
なぜ強みを明らかにするのかを理解していないと、適切な強みを見つけることができません。
強みは、目的を達成するために活用できるものでなくてはなりません。
例えば、暗黙知のままでは、強みとは言えません。
その暗黙知を持った方を強みとして考えることは可能です。
しかし、その暗黙知を横展開することはできないので、限定的な強みになってしまいます。
また、強みは今後も強みでなければなりません。
計画達成までに状況が変われば、強みが強みでなくなる可能性があります。
例えば、駅前立地はかつては強みでした。
しかし、車社会になるに連れて、駅前立地が必ずしも集客に有利ではなくなりました。
こうなると、駅前立地は強みとは言えません。
会社の進むべき方向性に照らし合わせて、自社の強みを考えることが大切です。
【本日の質問】
あなたの会社では、自社の強みを適切に考えていますか?